サワコの朝

サワコの朝 2017年日10月7日

来週300回を迎えるサワコの朝。
299回の今週、来週2週の特別企画として、女優の檀ふみさんにおいでいただくことになりました。

30年来の親友ついに登場

檀ふみ

檀 ふみ:日本の女優・声優・司会者・エッセイスト。
出身地:東京都練馬区
身長:170cm、血液型A型
生年月日:1954年6月5日
父は作家の檀一雄。
兄はエッセイストの檀太郎、父方の叔父に東映代表取締役会長高岩淡がいる。


檀ふみさん
ーごきげんよう、奥様~

お久しぶり~、わたくしは奥様、あなた未だ奥様にもならず?


檀ふみさん
ーあら~、ねえ今日は伺いたい事がたくさん。

相変わらずお綺麗でいらっしゃるけども、私の周りでは、「団さんどうしちゃったの?女優やめちゃったの?」って言われることがすごく多いんだけども。

檀ふみさん
ー最近、阿川さん女優になったの?って聞かれることが多いんだけど。

ごめんなさいね。

檀ふみさん
ーどんどん私の仕事侵してない?

あなたについて行こうと思うがあまりこんな事になりました。

檀ふみさん
ー先に行かないでほしいのね、色々ね。結婚とかね。

でもあなたする気ないでしょ?

檀ふみさん
ーそれは、阿川さん、あなたがどれくらいお幸せかによる。


お2人でのテレビのお仕事は久しぶりで3年前に京都に行った以来だそうです。
阿川さんがそうでしたねーと言うと、すかさず檀さんから「お忙しくて、もうご結婚までなさっちゃったからもうびっくり~」とツッコミ


檀ふみさん
ーどうして言って下さらなかったのかしらね?


なんか怒りそうな気がしたから と阿川さんいつになくタジタジ

檀ふみさん
ーまあね、でもね、する気満々でしたもんね。

だって、檀さんは初めからする気ないって言うか、する気なかったでしょ?


檀ふみさん
ーえっ?

本当のところ

檀ふみさん
ーわたくしですか?わたくしはする気満々でございましたよ。

今からは?

檀ふみさん
ー今からは、さすがにね~。
でもなさる方いらっしゃるんですよね。
驚いちゃいましたよ私。


でも楽しいわよ

檀ふみさん
ーどこが?

毎日

檀ふみさん
ーどういう風に?

何て言うの、居る幸せって言うの?



記 憶 の 中 で ら め く

まず1曲目


仕事で行ったロンドンでの思い出

檀ふみさん
ー記憶に残るって言うか、阿川さんの記憶に残っているかどうか、試してみたいと思ってお選びしてみたんですが、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の「I  am seventeen,going sevente」でございます。

ロンドンでの出来事でした。
ある時2人でロンドンに行きました。
今から20年くらい前?


檀ふみさん
ー40才いくかいかないかくらいの頃

トークショーがあるのが仕事だったんですけれど、昼間、空き時間があったので、観光なさったらいかがですかとお車を頂いて、その車で郊外まで行って、トークショーに間に合うように帰ってこようと思ったら、大渋滞にあってしまい車が動かなくなっちゃった。


檀ふみさん
ーイングリッシュジェントルマンのドライバーのおじちゃんが、だんだんだんだんイライラし始めちゃって、なんとか私たちでエンターテインメントしないとと思って。

私たちのトークショーたいしたことないから、どうにでもなりますからって言うんだけど。


檀ふみさん
ーそれで何をしたかと言うと、ミュージカルをやり始めました、2人で。

最初はイギリスのミュージカルを歌ってたんだけれども、渋滞がおさまらなくて、ついにサウンドオブミュージックになっちゃった。
もうすぐ17歳と言う歌を私たちが可愛くうたったのよ。




懐かしい!
可愛い汚れのない少女ってそういう歌なんです。


檀ふみさん
ーそれを私たち2人が歌ってたら、運転手さんがね、ブゥーッて笑ったの。
「その歌はあなたたちが絶対に歌ってはいけない歌です」と。それか、「その歌はあなたたち2人が歌うべきではない」と言われたんです。


檀ふみさん
ーあの時そんなにおばさんじゃなかったのよ、2人とも独身だったし。
私ね、あの時、YOUって言うのはあなたの事だと思いました。

え?


檀ふみさん
ーあなたの事で笑ったんだと思う、あの方。

なんで自分には楽観的に理解するかな?

あなたとの出会いは、この局舎ですよTBSの。
私が28才だったからあなたは、同じようなもんだったと思うけど、その時の映像があるそうですよ。







2人の出会いは同じ番組でそれぞれレポーターをしていたのがきっかけ

    当時のサワコは作家デビューする前
テレビ出演もこのTBS「朝のホットライン」が最初でした。
一方既に女優として活躍していた檀さんもレポータとして出演。

檀さんとサワコの3っつの共通点


こうして同じ番組に出演した2人はある日出会う事になったのです。

 この番組のプロデューサーに「紹介したい人がいる」といってお食事に誘われたんです。
電話口で「どなたでしょうか?」と聞くと「檀ふみさん」だと。
その頃既に連想ゲームで有名だったし、ポスト藤純子で映画でも楚々とした様子があったから、「えっ?!女優の檀ふみと!」
あなたたち2人には3っつ共通点があるって言われたの。
1つは父親の職業が作家、小説家。
もう1つ出身大学が同じである、慶応大学。
そしてもう1つが跳べそうで跳べない女だって言われたんです。

お互いの第一印象は?

当時は「跳んでる女」って言う言葉が流行ってたから。
跳んでそうなんだけどちょっと、跳びかねてるみたいな共通項があるって言われました。
だから、檀さんと同じとは思えないわっと思ってたけど、一緒にご飯食べたいわと思って赤坂に行ったんです。

檀ふみさん
ーあの時の可愛かった阿川佐和子はどこにいってしまったんだろ~

檀さんはほんとに楚々とした・・・


檀ふみさん
ーあの時の気持ちに戻ってちょっとやってみて

始めまして、阿川です。

檀ふみさん
ー檀です。

スミマセン、今日はなんか、ご一緒させていただいて。

檀ふみさん
ーもっと可愛かったわよ
でも、あの日2人ぐでんぐでんに酔っぱらってましたよね。

あなたプロデューサーに塩まいてたもん。

檀ふみさん
ーまかない。
プロデューサーがとても失礼な事を言ったので、目の前にある白いお皿を投げる真似をしたら、そのお皿に塩が盛ってあってバーッと

あなたは、全然見知らぬ人たちの間に割って入って倒れ込んだでしょう

すいません、すいませんって。

檀ふみさん
ーあの時の門限はどうったんですか?

あの時は檀さんと会うっていうんでちょっとおお遅くなったけれども特別に許されてたんだと思います。

檀ふみさん
ー厳しいお父様でいらしたのにねぇ

なぜ女優に?
檀さんはそもそも女優になる気なかったんでしょう?

檀ふみさん
ーなかったというか、女優になるという選択肢はどこにもなかったんで

でもお父様の弟さん?が東映の社長さん?

檀ふみさん
ー後に社長になりましたけれども、その当時京都撮影所の所長をしていたので。それで叔父のところに泊まりに行く事があったので、そこでスカウトされたんです。
たまたま訪ねてきたプロデューサーにあって「あなたどなた?」「姪です」ってご挨拶して。
「ほぉ~女優になってみんか?」

そんなに軽く?

檀ふみさん
ー私はこういう職業の方っていうのはこういうお世辞を使うんだなーって思った。

女優になってみんかいって言うのは可愛いねっていうお世辞の代わりだと思ったので「アハハハ」って笑ってたのが、週刊誌の小さな記事になって。
と言うのもそのプロデューサーは当時全盛期だった*富士純子(ふじじゅんこ)さん、今の富司純子(ふじすみこ)さんのお父様だったんです。それで富士純子さんが結婚で引退するっていう事もあって「ポスト富士純子」で白羽の矢が当たってって言う記事がほんとに小っちゃく出たのがよっぽど面白かったらしくて、どんどん大きくなっていって、映画会社のほうでじゃあいっぺん出してみようやってことになってしまったらしい。


映画会社の方も初めは?


檀ふみさん
ーそう、だってほんとにあれはお世辞だと思うの。私は水泳部だったから、肌は真っ黒ですよ。
肩ははってますよ、


顔はパンパンだし

檀ふみさん
ーそう顔はパンパン・・・何であなたが言うの


父に女優流はやらないって言ったら


檀ふみさん
ー父にやるの?やらないの?って聞かれた時に、やりませんって。
わたくしは背も高い方だし顔もまずいし、演技のえの字も知らないし、ちゃんと勉強して大学行きますって。
そしたら父が、背が何だ、演技を知らないが何だ、顔が何だ。
ジャン・ギャバンを見なさい、チャップリンをご覧なさい。
あの人たちが背が高いか?顔がいいか?みんな努力です。
やるの、やらないの?って言われたんです。


例えは男の人だけ?

檀ふみさん
ー女の人は1人もいませんでした
父の言葉は絶対ですから、そこでやりませんとは言えなかった。
ただ泣いて「はい、わかりました」って。

そんな事言ってるけど、撮影現場で高倉健さんに会ったらすっかりその気になったっちゃったんでしょ。


檀ふみさん
ーそれは話にヒラヒラをつけただけで。

小説家の娘だわね

檀ふみさん
ー撮影所に騙されて連れて行かれまして。
その日がちょうど衣装合わせとカツラ合わせだったんですが見学って言って連れて行かれたので知らなかったんです。撮影所を泣きながら歩いているところに、向こうからやたらとかっこいい人が歩いてくるわけです。この人が主演の高倉健さんですっと紹介していただいたんですが、高倉健さんを知らなかったんです。

知らなかったの?


檀ふみさん
ー高倉健さんてどういう人?って聞いたら、江利チエミさんの旦那さんだった方です。
江利チエミさんって、サザエさん?サザエさんの旦那さんってマスオさん・・・。
そのくらいの感じしかなかったんですよ。

信じられない

「高倉です、よろしく」キチンとおっしゃってスタスタスタ
と向こうに行かれて、その後ろ姿のかっこよさに、こっんなにかっこいい人が世の中にいるのかと

今までに見た事のない?

檀ふみさん
ーやっぱり、見た事のない、大人で男の人のかっこよさ。
だから、やらないとは言いましたけれども、あの人に会えるから、まっいいか!と言うのはあったと思います。

そこから始まったんですね
でも、それ1回限りで終わらなかったじゃないですか。


学費を稼ぐためにNHK「連想ゲームに出演」

檀ふみさん
ーそれはね、大学に落ちちゃたから。
予備校代ぐらい自分で稼がないといけないなと思ったから。

と言う理由だったの?

檀ふみさん
ー父もちょっと体を悪くしてたし、予備校代くらいは自分でと思った時に、ちょうど「連想ゲーム」のお話を頂いたので、それに出ると予備校代くらい出るって事がわかったの。

生活費稼ぐためにテレビのレギュラー番組に出る?

檀ふみさん
ー私は本当に勤労学生でしたよ。

えー、檀一雄さんがそんなに貧乏じゃないでしょ

檀ふみさん
ーいえいえ、晩年はほとんど書いてなかったですもの。

そうですか

檀ふみさん
ーそれで、自分が病気になって、余命いくばくもないと察して、家族のためにと、自分の人生の仕上げのために「火宅の人」を書き上げたということもあるので、多分。

私が聞きたかったのは、映画「火宅の人」を檀さんったら、お父様のお母さま役で。

檀ふみさん
ー父を捨てた祖母の役をやったんですけれども。
父は8才か9才の時にお母さんに出て行かれちゃってるんです。

それは出奔?
*出奔:逃げ出して後をくらます事。

檀ふみさん
ーそう、出奔なさっちゃったの、医学生かなんかと。
それで父と3人の妹たちが残されたっていうので、出て行った母親役をやったんですが、人力車で行く時に子どもをおいてね、一雄をおいて出て行くんですけれどもね、出て行く母親の気持ちにはなれないの。なんか、去られた子供の気持ちになって泣いてんの。

なるほど

檀ふみさん
ーそういう風に不思議な体験をしました。

大きくなって檀一雄さんって言うのは、家を捨てて、家族に悲しい思いをさせて、いろんな恋人とかいろんな人のところにって「火宅の人」って思ってたから、お父さんの事を恨みに思ってるだろうと思っていたら、お父さんの事が好きだわ好きだわこの人って、びっくりしました。

檀ふみさん
ー好きですかね?

尊敬してたじゃ?

檀ふみさん
ー尊敬はしてます

お父さんは悪い事をしてるんじゃないかって思った事はないの?

檀ふみさん
ーそれはありましたよ。
うちはどの部屋も、佐和子ちゃん家もそうかも知れないけど、どの部屋も本を山積みにされて、日本文学全集って言うのがバーってあって、その中に「檀一雄」って言うのがあるとやっぱり興味を持って見ますでしょ、するとそこに自分の名前が出てきたりするわけだから「ふみ、出生」とかね。
そうすると、ふみが生まれた直後くらいに、「この時恵子と事を起こす」とか書いてあるわけですよ。「事」を起こす。
「事?」事って・・・でも大体わかりますよね。

わかったんですか

檀ふみさん
ー小学生くらいでわかってましたね。

お父さんに対してヒドイ!って思わなかったんですか?

檀ふみさん
ー家庭での父は、そんな素振りの少しもない、立派なお父さんだったんですよ

立派?

檀ふみさん
ー明治の父だったんですね
そういういやらしいところを見た事がなかったんです

だらしないって印象は?

檀ふみさん
ーない
お友達の家に遊びに行ってお父さんがステテコをはいてパタパタと団扇で仰いでるのを見て、びっくりしましたもん。

え?そんな事はないの?
うちとやっぱり違うわぁ
家の父は、お客様が来るとね、着物でお客さまを迎えるっていう態度はあるけれども、子どもの友達が来るときは関係ないじゃない、いつもパジャマ着てて、弟の友達が「お父さん、病気?」って。

 もう皆さんもお気付きだと思いますけれども、檀ふみさんと言う方は病弱だったり、薄幸だったり、少し悲しみを含んだような、少女とか女性をやってきたから、ほんとうに、いたいけな人っていう感じだったんですけれど、会って付き合い始めたらまぁ違う違う。
最初に驚いたのはね、香港の旅だったかしら。
明日東京に還るっていう日に、荷造りをし始めたら、檀さんが延々と荷造りが終わらない。
ポーチのチャックを開けたり、閉めたりを繰り返すので、「さっきから何をやってるの?」って聞いたら「妹にもよく言われるの、お姉ちゃん荷造りぜんぜん進んでない」って可愛げに言うから、この人はものすごく頭のいい人だ、連想ゲームでもシャープな答えをなさると思ってたけど、案外バカだという事に気が付いた。

檀ふみさん
ーじゃあ、私が阿川さんのバカに気が付いた時の事を言ってもいいですか?

いつ?いつですか?

檀ふみさん
ーいつですかって、あなた自分がバカじゃないって思ってたりするわけ?


サワコさんがほんとに嬉しそうな感じでした。
お2人はほんとに仲がいいんだなーと思いました
檀さんがサワコさんに向ける眼差しもほんとの姉のようでした。

アレッ?どっちが年上なんだろ?

阿川佐和子さん1953年11月1日生まれ
檀ふみさん1954年6月5日生まれ、という事は・・・
阿川さんの方が年上だ!

10/14放送#300に続く



*富士純子さん

富士純子

「3時のあなた」ワイドショー番組の司会をされてました。
悲惨な事件を紹介した後、「人生のドン底ですね」と言うところを、かんじゃって「人生のズンドコ」と言ってしまった

配偶者: 七代目 尾上 菊五郎さん 
子供: 寺島 しのぶさん、 尾上 菊之助さん


        




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