行動の重要性

もし世界の大きさはどのくらい?と聞かれたらあなたはどう答えますか?

想像できない位大きいと答える人もいるだろうし、そもそも、想像したことがない人だっているかもしれません。
その大きさを、自分で確かめようとした少年がいます。
イギリス、シェフィールドに住むトビー君9才。

トビー

彼は、手紙と言うツールを使って、自分なりの答えを導き出しました。

 当時5才だったトビー君は両親の仕事が忙しくてなかなか休みが取れないと告げられて、家族との旅行を諦めた時、わがままを言って両親を困らせるのではなく、代わりに「A letter to Newzealand(ニュージーランドへの手紙)」というイギリスとニュージーランドで文通している子どもたちを通して、その手紙がどんな風に届けられているのかという事を紹介した本を読むことにしたんです。

 トビー君はこの本に刺激を受けて、すぐにニュージーランドに手紙を書きました。
そうすると、ニュージランドからすぐに返事が来て、その事がとても嬉しくて、他の国にも手紙を出したいという気持ちを抱いたそうなんです。

 そこで母親の、ザピーネさんがfaceブックを使って、文通相手を募集し、今では国連加盟国193国全て1,158通の手紙を出すことに成功しました。

9歳の今でも、国、年齢、性別を問わずほぼ毎日手紙を送っているそうです。

彼が手紙を書く目的は、「世界を知りたいから」

普段どんなものを食べているのか?学校は楽しいのか?その好奇心に好奇心に応えるように彼の元には、日々手紙の返事が届きます。

 例えば、アルジェリアに住む少年からは「僕の国にはこんな動物がいるよ」と絵付きの手紙が送られてきたリ、イタリアのお菓子好きからは、秘伝の美味しいティラミスのレシピが書かれた手紙が送られてきたリ、日本に住む33才の女性からは、花見や温泉といった日本の文化について。
もちろんトビー君も自分の住む町の歴史や文化、おススメのレシピを綴って彼らに返事を送りました。

 これまでに受け取った手紙の中には、ローマ法王や、ウイリアム王子からの物もあるんだそうです。

        
 


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 実は全ての手紙がトビー君をワクワクさせる訳ではありません。
アフリカの南スーダン共和国から受け取った手紙に衝撃的なものでした。
送り主は南スーダンで人道的支援をしている人。
そこに住む人たちは切手を買うお金がないため、郵便と言うシステム自体がないという事が綴られていました。
他にも、好きな食べ物を考える以前に食べること自体が難しい人々がいる事。


そこでトビー君は、彼らのために何かできることはないかと考えて、食べ物やテントなど生活に必要なものが一式入ったシェルターボックスと言う箱を買うための寄付活動を始めます。
現在までに3,040ポンド、(日本円でおよそ42万円)が集まり、全て慈善団体に寄付したそうです。

 今、トビー君は外国からの手紙の内容が本当なのかを確かめるために、手紙のやり取りがあった国を実際に訪れているんだそうです。もちろん手紙を出すことも続けています。

返事を待ち、ボロボロになった手紙がトビー君の元に届いた時には、その手紙がどれほどの人の手を経て届いたのか実感できるといます。

世界には自分の周りの状況を知ってもらいたいと思ってる人がいるはず、まだまだ友だち候補はたくさんいるんだ、そう語る彼は手紙を書いていくことで、ある大きな発見があったそうなんです。

それは世界は自分が想像するのと同じ位の大きさで、実際にはそれほど大きなものではないという事。言いかえると、私たちは自分の思い込みによって世界を小さくしたり、可能な事も不可能にしていると。自分の可能性を広げられるのは誰でもない自分自身なのだから。
世界の大きさを決めるのは、あなた自身。