田村正和さん 引退


田村正和

田村正和さんが2018年4月28日事実上の引退を口にしました。

「実は、田村さんはごく一部の人にだけ芸能界引退を告げているんです。
直接的なキッカケとなったのは、今年2月放送の『眠狂四郎 The Final』(フジテレビ系)。視聴率もまったく振るわず、納得のいく演技もできなかった。
これ以上俳優を続けるのは美学に反する、という気持ちのようです」(テレビ局関係者)

  実際、この日の食事会も、身近なスタッフが彼の功績を労(ねぎら)うものだったという。 日本を代表する俳優としては、あまりにあっけない終わり方。
はたして、本人の心境はいかばかりか。
本誌は会食の数日後、都内の自宅から日課の早朝ウォーキングに出かける田村を直撃した。

―田村さん、先日の原宿での会食についてお聞きしたいのですが。 「……うん、なに?」

―あの会食は、引退を決意された田村さんを労ってのものだったとのことで。

「いや……僕が主演した『ニューヨーク恋物語』(’88年、フジテレビ系)ってドラマがあったでしょ。いまでもそのスタッフと、年に一度食事会をしてるの」

 ―では引退を決意されたというのは?

「うん……自分の中で、辞めてもいいかなと思ったんだよ。
僕のことを気にかけてくれているスタッフがいてね。
その人たちに今年の年賀状で『のんびりしたい。無職の日々が楽しみだ』って書いたの」

 ―田村さんの活躍を見られなくなるのは、ファンにとって寂しいニュースかと。

 「自分としては、もう十分にやったなと。
『眠狂四郎』は、20代で初めて出演して、40代、50代とやってきた。
でも、2月の『The Final』では、完成前の試写を見て『これじゃダメだな』と痛感したんだ。オンエアを見る気にさえならなかった。
自分にしかわからない、『これはもうアカンな』という感覚……」

―それが引退という気持ちに繋(つな)がった。
 「そう。長い時間かけて感じてきたことが、あの作品でハッキリした。
でも、(引退を)大っぴらに言うのは趣味じゃないから。
まあ、宣言してもいいんだけどね」

―もう田村さんの姿は見られなくなる。
 「残念だけど、再放送を見てください。良い作品も、悪い作品もあるけど……」

  およそ60年もの長きにわたり、俳優としての生き方を貫いた田村。
多くを語らず、潔く。

なんとも彼らしい“男の引き際“となった。

TOKIOの山口君のショッキングな報道があったせいもあり、テレビではあまり報道されませんでしたね。
まあ、大々的に引退を発表したということではないですから。
ちょっと淋しいですが、こうった幕の引き方は個人的にはとても素敵だと思います。

田村正和さん、お疲れさまでした。

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